<口蹄疫をブッ飛ばす!!>                                              元気!熱気!「食」い気!                 ~宮崎牛を食い尽くせ!!~

投稿日 2010年06月20日

昨日(19日)、午後0時30分から狛江市の多摩川河川敷で、東京農大を中心とする学生グループ/SOLAによる、バーベキュー大会が行われました。

 このバーベキューは、私たちスローフードジャパン東京・神奈川ブロックが、先月(5月15日)に発した緊急アピール<かつてない口蹄疫の発生について>‘10.05.15 appealに応えて、SOLAのメンバーが自分たちで企画・開催しました。口蹄疫の風評被害により買い手が付かなくなった非感染の宮崎牛を、お腹いっぱい食べて、宮崎の畜産農家を応援するのが目的です。募金動だけではなく、バーベキューを行ったのは、二つ理由があります。一つは、食べる「楽しさ」を通して応援すること、二つ目は、入手できる非感染の宮崎牛を実際に食べて、風評を吹き飛ばすこと、でした。前夜の激しい雨にもかかわらず朝には雨も上がり、開催時刻には時折日も差す、絶好のBBQ日和。会場には、計画を上回る250人近くが集まりました。そして、100Kg以上用意された肉は、「完食」。すべて参加者のお腹に収まりました。これだけ大規模のイベントを混乱無く進行させたスタッフに、頭が下がる思いです。若い世代を、見直しました。脱帽します!

今回使われた肉のトレサビリティーの一例を、以下に記します。

個体識別番号 0833100892 の切り落とし肉の場合   2010年6月4日 「永山畜産」(宮崎県都城市志比田町)から出荷                        6月5日(株)ミヤチク高崎工場で解体処理          6月8日佐野プレミアムイタリアン(栃木県佐野市大橋町)に入荷後、佐川急便の保冷庫に保管。

この肉の入荷後、6月10日、都城市で牛3頭の口蹄疫感染が確認されました。感染が確認されると、その感染場所から半径10Kmが家畜の移動制限区域に指定され、20Kmまでは搬出制限区域に指定。牛や豚の出荷ができなくなります。今回使ったのは、感染の確認以前に出荷された肉です。都城市では、6月15日に行った、感染源から1Km以内の家畜のウィルス検査の結果、全て陰性(非感染)でした。さらに、6月17日現在、都城市では、新たな感染・感染の疑いの報告はありません。

バーベキューに使われた肉には全て個体識別番号が付けられ、 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html でトレサビリティーを確認できます。そのうえ、さまざまな厳しい検査を全てパスしたものでした。つまり、安全な肉でなければ、私たちは入手できないのです。逆に言うと、販売される宮崎牛は、安全なのです。だから、<安全な>宮崎牛をドンドン食べて風評被害を減らし、宮崎県の畜産農家を応援しましょう。そして、SOLAの皆さん、これからもガンバレ!!

宮崎和牛を食いつくせ!!                                  ~学生200人BBQ@多摩川~

投稿日 2010年05月27日

東京農大を中心とする大学生のグループが、以下のイベントを行います。SFすぎなみメンバーは、このグループと5月13日に高円寺で初めて会いました。そして、15日にスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックが採択した<緊急アピール>、翌週からのマスコミによる一斉報道がきっかけとなり、彼らが「自分たちにできること」を考えた結果です。SFすぎなみは、彼らを応援します。

皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。

宮崎和牛を食いつくせ!!            ~学生200人BBQ@多摩川~  

 【初めに】

今猛威を奮っている口蹄疫。毎日被害の状況が伝えられてきますが、意外と知られていないのが非感染農家の方。風評被害で宮崎牛の価格が半額近くまで下がっているにも関わらず、口蹄疫に感染していないために補助金がもらえず、大打撃を受けているそうです。

   そこで僕たち学生に何か出来ることはないか?社会人よりも僕たちが勝っているものは何か?   さえない脳みそを使っていろいろ考えた結果、僕はそれが“食欲”だと思いました。笑   現地のお肉を食べて消費量を伸ばし、それをメディアを使って大々的にPRすれば風評被害も軽減されるはず!そんなことを思って、このBBQを企画しました。

   今回は“とにかく宮崎和牛をたんまり食べていただきたい。” そんな趣旨なので、参加費いっぱいいっぱい、一人500gもの宮崎和牛を用意します!宮崎牛を大量に卸売り業者さんから直接購入するためにできることで、通常ではありえない破格の値段です。 (気になる方は和牛相場をチェックしてみてください。) この値段でこんなに和牛を食べられる機会はまたとないので、この機会に是非ご参加ください!   宮崎のためになることを、美味しく・楽しく出来るなんて素敵じゃないですか^^?   以下、イベント詳細になります。

 【詳細】

◆日時:6月19日(土) 11:00~14:00

※ 雨天中止(中止の際は前日18日(金)の20時までにご連絡させていただきます)

 ◆実施場所:和泉多摩川河川敷(小田急線和泉多摩川方面)           最寄り駅:小田急線和泉多摩川駅 ※現地集合 当日和泉多摩川駅に案内の者がおります。

◆持ち物(必要に応じて):帽子、タオル、日焼け止めクリーム、旺盛な食欲(※必須!)  

◆参加費                                                                   学生:2500円 社会人:3500円 中学生~小学生:1000円小学生以下:無料

※参加費に含まれるもの:宮崎和牛500g、無農薬野菜(農業サークルより提供)、ソフトドリンク、BBQ資材代   ※今回、お酒はお出ししません。その分安くしていますので、とにかく肉!、肉!を全力で食べてください!!(お酒が必要な方は各人お持ちになってください。)

 ◆定員:200人   ◆申し込み期限:6月15日(火) 18:00  

 【申し込み】

参加される方は下記宛まで・お名前・参加人数・各参加区分(学生、社会人、中学生~小学生、小学生未満) ・連絡先の3点を下記までご連絡ください↓(ご質問もこちらで受け付けています。)

 連絡先:miyazakibbq100@gmail.com ※イベントの変更連絡、当日連絡等はメーリングリストを作成し、そちらの方からお送りさせていただきます。

  【イベント責任者】鵜澤佳史東京農業大学国際農業開発学科3年連絡先:yoshiu4423@yahoo.co.jp

<内藤とうがらし>                新宿・伊勢丹本店デビュー             スローフード江戸東京からの便り

投稿日 2010年05月15日

新宿・伊勢丹本店の地下食品売り場に、スローフード江戸東京が復活を目指す<内藤とうがらし>がデビューしました。食品売り場に出店している8つの店舗が、内藤とうがらしを使ったオリジナルな和菓子や総菜を発売中(~18日まで)なのです。昨日の夕方、ようやく食品売り場を覗くことができました。

売れ行きは好調なようで、限定品ということもあってか、8店舗中6店舗はすでに完売。そこで、文明堂新宿店の「御笠山」を買って試食しました。白餡に白味噌と内藤とうがらしを練り込み、特製の生地で包んだ特製「御笠山」は、甘さよりも味噌の風味が引き立ち、その後に唐辛子のピリ辛がやってきます。これなら、日本酒のすっきりした大吟醸の「肴」にもなるなァ、と感じました。

このスローフード江戸東京と伊勢丹本店のコラボレーションは、日経新聞5月7日首都圏版でも取り上げられています。(記事の写真をクリックすると、内容が読めます)。

<内藤とうがらし>の苗は、今日、旧四谷第四小学校で、地域の人たちの配られます。また、伊勢丹本店の7階でも、今日と明日、希望者に苗が配られます(先着300本限定)。私たちの仲間であるスローフード江戸東京の<内藤とうがらし>プロジェクトを、これからも応援してゆきます。

<内藤とうがらし>プロジェクト

http://www.togarashinet.oishiimizu-taishikan.net/

スローフード高知からの便り

投稿日 2010年05月04日

スローフード高知の上田さんから送られてきた新聞記事の切り抜きを、紹介します。内容は、昨年12月の「テッラ・マードレ・デー」に関してです。写真を拡大してお読みください。

なお、SFすぎなみの昨年12月のテッラ・マードレ・デーの報告は、以下からご覧ください。

http://home.att.ne.jp/green/batten/20091206reportforTMD.pdf

イタリア スローフード講座             at イタリア文化会館

投稿日 2010年04月24日

イタリア文化会館は、スローフードジャパン東京・神奈川ブロックの協力により、EATALY代官山と共催し、約1ヶ月にわたる「スローフード講座」を開催します。トリノに本店があるEATALY(イータリー)は、スローフード・イタリアが全面的にバックアップする食材ショップ+レストランです。受講料はちょっと高めですが、イタリアの家庭料理、イタリアのスローフード運動に興味がある方は、ぜひご参加ください。 

(↑イタリアのトマト、サン・マルツァーノ種)

申込先:イタリア文化会館 語学コース受付 TEL 03-3262-4500   corsi.iictokyo@esteri.it

詳細はこちらから corso gastornomia porimavera 02

スローフード秦野からのお知らせ

投稿日 2010年04月20日

お隣、神奈川県のSF秦野が、5月9日(日曜日)に<石窯ピッツア祭り>を開きます。場所は、去年8月に、私たちSFすぎなみと交流会を開いてくださった「ブルーベリーガーデン旭」。眼下に、ブルーベリーの畑と、遠く相模湾を望む絶好のロケーションにあります。最寄りの下車駅は、小田急線新松田駅で、新宿から急行で約1時間20分です。駅までの送迎もしてくださるそうです。参加希望者は、SF秦野に直接連絡をおとりください。詳細は、下記から

‘10.04.20 SF Hadano Flier
(↑写真は、小さなギャラリーの裏に作られた本格的な石窯)

初めての垂直式学校菜園~SFサンフランシスコの取組み

投稿日 2010年04月15日

先日、東京に見えたスローフード・サンフランシスコ代表のロレンツォ・スカルポーネ氏に、石田雅芳さんと東京でお会いしたばかりなのですが、スローフードUSAのブログにまさにそのSFサンフランシスコが取り組んでいる“垂直式学校菜園”のことが載りましたので、訳出・紹介してみます。

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初めての垂直式学校菜園

3月17日に、サンフランシスコの最初の垂直式学校菜園が、ミッション地区のサンチェス小学校で公開されました。
この垂直式菜園はサンチェスに既存の伝統的な菜園に加えられます。この試みを教師たちは過去2年にわたって、授業の中に組み込んできました。

もともとはリタイアした教師がケアしてきたこの菜園は、スローフード・サンフランシスコからのサポートを得ることとなり、2007年にスローフードの創設者カルロ・ペトリーニが訪ねてきました。

このプログラムは時間とともに発展してきました。そして今年、サンチェス小学校は、隔週で来て子供たちが植え、手入れをし、収穫するまでの面倒を見てくれる菜園の管理人を雇うことができました。
最近では学校に、子供たちが試食をするためのキッチンを備えつけることも完了しました。

スローフード・サンフランシスコのカルメン・テデスコによれば、サンチェス校の取組みは、学校長レイモンド・イソラ博士と他の教師陣の熱意なしには不可能であっただろうとのことです。
皆が、新しい垂直式菜園を持てることにとても興奮しており、それが地域のなかに多くできるものの最初であることを望んでいます。

土のない垂直式菜園はインカ社のバイオスフェリック・システム(http://www.inka.fm/)によって導入され、線でつなげられた壁で据え付けられます。これは空間の確保ができない学校キャンパスにとって選択肢の一つとなります。
また、太陽光電池板と風力タービンは栄養分を補強した水の循環を可能にし、もう一つのレベルでの持続性をこのプロジェクトにもたらします。

サンチェス小学校の子供たちは菜園のエネルギー使用、水の栄養分濃度、をモニターして、春の学期に成果をまとめ、5月に結果を報告します。

サンチェス小学校の取り組んだ菜園プロジェクトの方法は、スローフード・サンフランシスコが提案する将来のスローフード運動の学校プロジェクトの基礎モデルになり得ることでしょう。

(Toshi-Shun訳)

http://www.slowfoodusa.org/index.php/slow_food/blog_post/the_first_vertical_school_garden/

YouTubeで映像を観ることができます!

“School Gardens 2.0-Slow Food Vertical Garden”

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=M2FiWlZhwgQ&feature=player_embedded]

こちらにも映像が。 http://slowtube.org/

東京・神奈川ブロック >ミーティングのお知らせ

投稿日 2010年04月13日

以下のように、スローフード・ジャパン「東京・神奈川ブロック」コンビビウム(支部)の集まりを開きます。スローフード・ジャパンの<改革>により、今後スローフードの活動は、各ブロック単位で行われることが多くなると思われます。参加はフリーです。メンバーの皆さんぜひご参加ください。特典もあります。

■日時  2010年5月15日(土)  午後2時~午後6時
■場所  四谷地域センター 11階 集会室4
http://www2.odn.ne.jp/~hao65350/page002.html
■参加費用  
ブロック内の予算があるわけではないため、会場費を参加人数で割ります。
(人数にもよりますが、おおむね一人200円ほどの予定。)
■参加条件 
CVリーダーや事務局長だけに限らず、関心のあるメンバーの方。
■内容
報告、「専門チーム」の人選、会議の今後のスケジュールetc、ジャパンが言ってきていることはいろいろありますが、要するに、東京・神奈川ブロックとしてとのように動いてゆくか、です。

ミーティングのあと、近所で参加者の懇親会も予定しています。こちらも。ご参加をお待ちしてます。

特典 

東京・神奈川ブロックのコンビビウムのひとつ、スローフード江戸東京は、この日、ミーティングの場所から徒歩10分所にある新宿区の旧四谷第四小学校で、かつて新宿で栽培されていた「内藤トウガラシ」の苗を地域の人たちに配ります。そして、このミーティングへの参加者へも、その苗を配布してくださるそうです。希望者は、SFすぎなみのMLの方に申し込んでください。数に限りがあるそうなので、申し訳ありませんが、当日の参加者限定です

なお、スローフード江戸東京が行っている<内藤とうがらし>プロジェクトについては、以下をご覧下さい。

http://www.togarashinet.oishiimizu-taishikan.net/

スローフード沖縄・奄美からのお知らせ

投稿日 2010年04月06日

↑ SF沖縄・奄美の自家農園

スローフード沖縄・奄美代表の田崎さんとメンバーの大浜さんが、沖縄の伝統食材を使った「オキナワン・ピンチョス」(ちょっとお洒落な肴)のレシピ集を発行しました。大浜さんのお店「泡盛楽園」は、ぼくが那覇に行ったときに立ち寄る定番のお店です。4月11日(日曜日)午後1時から、銀座の沖縄県のアンテナショップ「わしたショップ」で、そのレシピの試食会が開かれます。案内は下記をご覧下さい。佐々木さんとぼくは、参加する予定です。御都合のつく方は、是非、ご来場下さい。

‘10.04.11SF OKINAWA GinzaShop

スローフード秦野からのお知らせ

投稿日 2010年04月05日

お隣、神奈川県のSF秦野から「スローピクニック」のご案内をいただきました。下記をご覧下さい。SF秦野は、交流会を開いたりお互いのイベントに「乗り入れ」たりする、SFすぎなみの友好コンビビウムです。御都合のつく方は、直接連絡を取り、ご参加ください。‘10.04.11SF HADANO SlowPicnic

(↑ 写真は、昨年8月に開かれた交流会の様子)

生物多様性プロジェクトからのメッセージ

投稿日 2010年04月05日

昨年秋の、「テッラ・マードレ・ジャパン」の際、スローフード東京の黒川さんたちが中心に立ち上げた「生物多様性プロジェクト」の方々が、メッセージを発しました。「生物多様性プロジェクト」は、スローフードジャパンでは、初めてのコンビビウムを横断する自主組織です。下記からお読みください。

blog’10.04.05-01 Message of Diversity

(↑ 写真は、昨年、12月6日の「手作り忘年会」で味わった大根、蕪の数々)

スローフードジャパン                                先月(3月6日)の奈良大会 報告

投稿日 2010年04月03日

遅くなってしまいましたが、3月6日に奈良で開かれたスローフードジャパン全国総会の報告です。スローフードジャパンは、何が変わって、何が変わらないのか・・・・、お読みください。

‘10.03.06 SlowFood JAPAN NaraConf.

 

投稿日 2010年03月01日

 

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