スローフードインターナショナル副会長       ヴァンダナ・シヴァさん 東京で講演

投稿日 2010年10月01日

9月29日、午後3時半から新宿の京王プラザホテルで、スローフードインターナショナル副会長、インドの物理学者・社会運動家・エコロジストであるヴァンダナ・シヴァさんの講演がありました。これは、私が所属する日本ペンクラブが開催した「国際ペン東京大会2010」のプログラムのひとつ、<国際環境文学者会議 - –環境文学     いま、何を書くか>と題されたものです。シヴァさんは前日、日本に着き、当日(29日)の夜インドに帰るという超ハードスケジュール。それにもかかわらず、講演のあと、SFすぎなみTOKYO代表の佐々木俊弥さんと短いながらも会ってくださいました。

以下、講演と会談の内容です(文章はToshi-Shunさん)。

———————————————————————————————-

ガイアとは、自ら組織化を行うライフシステムである。
われわれ人類は、自然の一部としての存在であり、その意味では平等である。
しかし、人類は自然を征服し、コントロールするものとみなしてきた。
私たちの種も会社が特許で押さえ、莫大な利益を得ている。
それを打破するには、生物多様性の活用しかない。
どうやって?
恩恵を分かち合うという精神が必要だ。
ニームはインドで普通に生活とともにある植物だったが、特許で押さえられ33,000人もの人が農薬被害で死んでいる。
バスマチ米はアメリカのテキサス州の会社が特許を押さえてしまった。
モンサントは、今日最も大きな種の所有会社の一つだ。
たった5つの会社で得る特許収入は、年間1兆ドルにものぼる。
遺伝子組替えの技術の発達で、人間の遺伝子を羊に組み入れてミルクがでやすいようにしたりしている。
かつて、インドには20万種ものお米があった。
大豆の特許もモンサントが押さえ、ラウンドアップという自社の農薬とセットで種を売っている。
小麦も、綿花もそうだ。
5ルピーの綿花の種が、特許料込みで3,000ルピーで売られる。
これで20万人もの農民が自ら命を絶った。
種を守るべく“Navdanya”という村で種の保存を行っている。
50万人の農民が、そこではオーガニックな農業を行っている。
この東京でも、私が関わるスローフードの仲間が、在来のトウガラシの種を配布し広げている。
ブータンではGNP(国民総生産)の代わりにGNH(国民総健全性)を基準にしている。
自然の一部としてのわれわれの生を取り戻すべきときだ。

講演終了後、すぐ飛行機に乗らなければならないというシヴァ氏に、ほんの少しなら、ということで、インタビューを試みました。

ぼくが真っ先に投げかけた質問は、
「オバマ大統領を、どう評価しますか?」

シヴァ氏の答えは、
「とても注意深く見守らなければなりません。彼の周りにいるのはモンサントと関わりのあるブレーンばっかり。ということは、生物多様性やエコロジーとは真逆なことを彼は目指しているということです。
ミシェル夫人がホワイトハウスの前に有機の農園を作ったりしているのに夫婦で正反対のことを行っているのは、全くもって解せません。」

「スローフードUSAは運動としてはとてもよくやっていると思いますが」

「よくやっています。ジョシュ(ヴィアテル)のリーダーシップが功を奏しています」

「アメリカのような明確な運動目標を、日本ではなかなか見つけにくい。ご存じのように、日本の食料自給率は40%とされ、それを当面50%に上げていくというのが国の目標です。しかし、その背後でF1種の科学技術がものすごく発展しています。ぼくはそこに危機感を感じています。日本のスローフード運動に、どのような活動をすべきか、アドヴァイスをいただけますか?」

「F1の種ではない、在来の種を守り、育てていくことはとても大事です。在来の種を守るために各地にコミュニティ・シード・バンクを作ってはどうですか。
それと、GMO(遺伝子組替え作物)にきちんと反対の運動をしていくべきです。日本だからこそそれはできるはずです」


「それはほんとうにぼくもその必要性を感じています」

「Navdanyaのことはご存じですか?」

「あなたの著作で読み、少しだけ知っています。さっきの講演でも触れておられましたね」

「この本が最新のものです。これを差し上げます。インドに来られるときは、ぜひここにいらしてください」

と、本をいただきました。

スローフードの市場を始めます      高円寺<座の市>開催

投稿日 2010年09月13日

スローフードすぎなみTOKYOは、高円寺あずま通り商店会、「座・高円寺」(杉並区立杉並芸術会館)と共催して、ささやかながら定期的なスローフードのマーケットを始めます。第1回目は、9月18日(土曜日)午前11時から。場所は高円寺の劇場「座・高円寺」の前の小広場(雨天の場合、劇場内ロビー)。今後、毎月第3土曜日に、その小広場で、地元の商店会や知り合いだけではなく、スローフードの全国のコンビビウム(支部)にも呼びかけて、スローフードの理念に添った食材・食品を販売してゆく計画です。

(↑写真は会場となる「座・高円寺」のエントランス)

今回、スローフード長崎から、スローフードの<味の箱船>(消滅の危機にある食材・食品>にリストアップされているエタリ(カタクチイワシ)の塩辛、雲仙コブ高菜の漬け物、スローフード福島からは、自家栽培の酒米「人気しずく」を使った「雪うさぎ純米吟醸」「夢うさぎ本格米焼酎」などが届きます。それ以外にも、選りすぐりの食材・食品がたくさん。皆さんお誘い合わせの上、ぜひご来場下さい。

<口蹄疫をブッ飛ばす!!>                                              元気!熱気!「食」い気!                 ~宮崎牛を食い尽くせ!!~

投稿日 2010年06月20日

昨日(19日)、午後0時30分から狛江市の多摩川河川敷で、東京農大を中心とする学生グループ/SOLAによる、バーベキュー大会が行われました。

 このバーベキューは、私たちスローフードジャパン東京・神奈川ブロックが、先月(5月15日)に発した緊急アピール<かつてない口蹄疫の発生について>’10.05.15 appealに応えて、SOLAのメンバーが自分たちで企画・開催しました。口蹄疫の風評被害により買い手が付かなくなった非感染の宮崎牛を、お腹いっぱい食べて、宮崎の畜産農家を応援するのが目的です。募金動だけではなく、バーベキューを行ったのは、二つ理由があります。一つは、食べる「楽しさ」を通して応援すること、二つ目は、入手できる非感染の宮崎牛を実際に食べて、風評を吹き飛ばすこと、でした。前夜の激しい雨にもかかわらず朝には雨も上がり、開催時刻には時折日も差す、絶好のBBQ日和。会場には、計画を上回る250人近くが集まりました。そして、100Kg以上用意された肉は、「完食」。すべて参加者のお腹に収まりました。これだけ大規模のイベントを混乱無く進行させたスタッフに、頭が下がる思いです。若い世代を、見直しました。脱帽します!

今回使われた肉のトレサビリティーの一例を、以下に記します。

個体識別番号 0833100892 の切り落とし肉の場合   2010年6月4日 「永山畜産」(宮崎県都城市志比田町)から出荷                        6月5日(株)ミヤチク高崎工場で解体処理          6月8日佐野プレミアムイタリアン(栃木県佐野市大橋町)に入荷後、佐川急便の保冷庫に保管。

この肉の入荷後、6月10日、都城市で牛3頭の口蹄疫感染が確認されました。感染が確認されると、その感染場所から半径10Kmが家畜の移動制限区域に指定され、20Kmまでは搬出制限区域に指定。牛や豚の出荷ができなくなります。今回使ったのは、感染の確認以前に出荷された肉です。都城市では、6月15日に行った、感染源から1Km以内の家畜のウィルス検査の結果、全て陰性(非感染)でした。さらに、6月17日現在、都城市では、新たな感染・感染の疑いの報告はありません。

バーベキューに使われた肉には全て個体識別番号が付けられ、 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html でトレサビリティーを確認できます。そのうえ、さまざまな厳しい検査を全てパスしたものでした。つまり、安全な肉でなければ、私たちは入手できないのです。逆に言うと、販売される宮崎牛は、安全なのです。だから、<安全な>宮崎牛をドンドン食べて風評被害を減らし、宮崎県の畜産農家を応援しましょう。そして、SOLAの皆さん、これからもガンバレ!!

宮崎和牛を食いつくせ!!                                  ~学生200人BBQ@多摩川~

投稿日 2010年05月27日

東京農大を中心とする大学生のグループが、以下のイベントを行います。SFすぎなみメンバーは、このグループと5月13日に高円寺で初めて会いました。そして、15日にスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックが採択した<緊急アピール>、翌週からのマスコミによる一斉報道がきっかけとなり、彼らが「自分たちにできること」を考えた結果です。SFすぎなみは、彼らを応援します。

皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。

宮崎和牛を食いつくせ!!            ~学生200人BBQ@多摩川~  

 【初めに】

今猛威を奮っている口蹄疫。毎日被害の状況が伝えられてきますが、意外と知られていないのが非感染農家の方。風評被害で宮崎牛の価格が半額近くまで下がっているにも関わらず、口蹄疫に感染していないために補助金がもらえず、大打撃を受けているそうです。

   そこで僕たち学生に何か出来ることはないか?社会人よりも僕たちが勝っているものは何か?   さえない脳みそを使っていろいろ考えた結果、僕はそれが“食欲”だと思いました。笑   現地のお肉を食べて消費量を伸ばし、それをメディアを使って大々的にPRすれば風評被害も軽減されるはず!そんなことを思って、このBBQを企画しました。

   今回は“とにかく宮崎和牛をたんまり食べていただきたい。” そんな趣旨なので、参加費いっぱいいっぱい、一人500gもの宮崎和牛を用意します!宮崎牛を大量に卸売り業者さんから直接購入するためにできることで、通常ではありえない破格の値段です。 (気になる方は和牛相場をチェックしてみてください。) この値段でこんなに和牛を食べられる機会はまたとないので、この機会に是非ご参加ください!   宮崎のためになることを、美味しく・楽しく出来るなんて素敵じゃないですか^^?   以下、イベント詳細になります。

 【詳細】

◆日時:6月19日(土) 11:00~14:00

※ 雨天中止(中止の際は前日18日(金)の20時までにご連絡させていただきます)

 ◆実施場所:和泉多摩川河川敷(小田急線和泉多摩川方面)           最寄り駅:小田急線和泉多摩川駅 ※現地集合 当日和泉多摩川駅に案内の者がおります。

◆持ち物(必要に応じて):帽子、タオル、日焼け止めクリーム、旺盛な食欲(※必須!)  

◆参加費                                                                   学生:2500円 社会人:3500円 中学生~小学生:1000円小学生以下:無料

※参加費に含まれるもの:宮崎和牛500g、無農薬野菜(農業サークルより提供)、ソフトドリンク、BBQ資材代   ※今回、お酒はお出ししません。その分安くしていますので、とにかく肉!、肉!を全力で食べてください!!(お酒が必要な方は各人お持ちになってください。)

 ◆定員:200人   ◆申し込み期限:6月15日(火) 18:00  

 【申し込み】

参加される方は下記宛まで・お名前・参加人数・各参加区分(学生、社会人、中学生~小学生、小学生未満) ・連絡先の3点を下記までご連絡ください↓(ご質問もこちらで受け付けています。)

 連絡先:miyazakibbq100@gmail.com ※イベントの変更連絡、当日連絡等はメーリングリストを作成し、そちらの方からお送りさせていただきます。

  【イベント責任者】鵜澤佳史東京農業大学国際農業開発学科3年連絡先:yoshiu4423@yahoo.co.jp

<かつてない口蹄疫の発生について>                                 緊急アピール・続報

投稿日 2010年05月22日

今日(21日)、宮崎日日新聞報道部の記者から連絡があり、先日発したスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックの<緊急アピール>(抜粋)が、宮崎日日新聞の特設webサイト「激震・口蹄疫」、<絆メッセージ>のページに掲載されるそうです。この<絆メッセージ>は、本紙の紙面に掲載されたものを、web化しています。掲載がいつになるのかわからないほど(おそらく、来週中とのこと)、多くのメッセージが殺到しているそうですが、私たちの発した言葉が、そのメッセージのひとつになり、被害者の方たちに少しでも伝われば幸いです。

宮崎日日新聞の特設webサイト「激震・口蹄疫」

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/index.php

<かつてない口蹄疫の発生について>                                        スローフードジャパン 東京・神奈川ブロックからの緊急アピール

投稿日 2010年05月16日

埋められる疫蓄を見守る生産者の方(/共同通信)

皆さん。九州・宮崎県で、牛や豚などの家畜が罹る病気「口蹄疫」が、日本の畜産史上最大の規模で発生していることは、ご存じかと思います。私たち、スローフードすぎなみTOKYOが所属するスローフードジャパン東京・神奈川ブロックは、昨日(15日)のミーティングで、この事態への「緊急アピール」を採択しました。会員の皆さんに口蹄疫の実情を伝え、被害に遭われた方々へ声援を送るためです。以下から、お読みください

’10.05.15 appeal

また、地元の宮崎日日新聞では、口蹄疫に関するwebサイトを特設しています。被害者の方たちへ励ましのメッセージをお寄せください。

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/kouteieki/bbs.php?id=20100515&paging=1

<内藤とうがらし>                新宿・伊勢丹本店デビュー             スローフード江戸東京からの便り

投稿日 2010年05月15日

新宿・伊勢丹本店の地下食品売り場に、スローフード江戸東京が復活を目指す<内藤とうがらし>がデビューしました。食品売り場に出店している8つの店舗が、内藤とうがらしを使ったオリジナルな和菓子や総菜を発売中(~18日まで)なのです。昨日の夕方、ようやく食品売り場を覗くことができました。

売れ行きは好調なようで、限定品ということもあってか、8店舗中6店舗はすでに完売。そこで、文明堂新宿店の「御笠山」を買って試食しました。白餡に白味噌と内藤とうがらしを練り込み、特製の生地で包んだ特製「御笠山」は、甘さよりも味噌の風味が引き立ち、その後に唐辛子のピリ辛がやってきます。これなら、日本酒のすっきりした大吟醸の「肴」にもなるなァ、と感じました。

このスローフード江戸東京と伊勢丹本店のコラボレーションは、日経新聞5月7日首都圏版でも取り上げられています。(記事の写真をクリックすると、内容が読めます)。

<内藤とうがらし>の苗は、今日、旧四谷第四小学校で、地域の人たちの配られます。また、伊勢丹本店の7階でも、今日と明日、希望者に苗が配られます(先着300本限定)。私たちの仲間であるスローフード江戸東京の<内藤とうがらし>プロジェクトを、これからも応援してゆきます。

<内藤とうがらし>プロジェクト

http://www.togarashinet.oishiimizu-taishikan.net/

日本人の腸内細菌群は海藻の消化に適していることが判明

投稿日 2010年04月08日

日本人が戦後、ミネラル摂取量が減ってきたという、その一因とされているのが海藻を食べる量だと言われます。

ところが、水産庁のHPから、戦後の海産資源についての生産量と自給率の推移を見てみると、確かに海藻も含め全体的に落ちてきているものの、海藻に関しては自給率も67%で、ここ数年は回復基調にあります。

日本は海に囲まれた国。
もちろん、海に面してない地域も多数ありますが、海産資源の恩恵はずっとずっと大きかったわけで、今後も、これは失ってはならない部分でしょう。

特にぼくは、海藻の復活を足掛かりに、海産資源全体へと輪を広げていけないかなあ、と考えております。

のり食べる生活に適応=日本人の腸内細菌群-消化遺伝子取り込む・仏大学
4月8日2時7分配信 時事通信

 のりやワカメ、昆布などの海藻をよく食べる日本人の腸には、海藻に含まれる多糖類の分解酵素を持つ細菌がいて、消化に貢献している。この多糖類の分解酵素遺伝子は、海藻に付着している細菌から取り込まれた可能性が高いことが分かった。フランスのピエール・マリー・キュリー(パリ第6)大学の研究チームが8日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 この多糖類分解酵素「ポルフィラナーゼ」の遺伝子や、寒天の主成分アガロースの分解酵素「アガラーゼ」の遺伝子は、米国人の腸内細菌群からは見つからなかった。腸内に共生する細菌群は、人間の食生活に適応しているとみられるという。
 日本人の母と乳児では、ともにこれら2種類の遺伝子が腸内細菌群から検出された。細菌群が母から子へ伝わる経路もあると考えられる。 

食糧自給率の<不思議>

投稿日 2010年04月07日

なぜか無視される「生産額ベース自給率65%」という数字

なぜか無視される「生産額ベース自給率65%」という数字

生産額ベースでなら、「我が国の食料自給率は70%あり、主要先進国と比べてもそんなに悪い数字ではない」と発表することもできますね。ちなみに、生産額ベースの自給率が100%を超えるのは、単純に食料の輸入額を輸出額が上回っているからです
図版デザイン/坂井大輔

 

「日本の食料自給率はたったの40%!」…こんな報道を耳にしたことはないですか? 農業や食糧問題を論ずる際、必ずといっていいほどこの「自給率」が引き合いに出されます。でも、自炊してる人はわかると思いますが、スーパーの棚に並んでいる農産物はだいたい国産なんですよね。農家で大量廃棄される野菜がニュースになったりしますし、コメにいたっては長年減反政策がとられています。どうも一般的な生活実感とズレているように見える自給率ですが、いったいどういう数字なんでしょう?

農林水産省によれば、食料自給率とは「国内の食料消費が、国内の農業生産でどの程度賄えているかを示す指標」で、個別の品目によらない総合的な自給率を表すものとして「カロリーベース総合食料自給率」と「生産額ベース総合食料自給率」があります。で、広く世間に流布しているのは「カロリーベース」の方。計算式にすると、

1人1日あたりの国産供給カロリー ÷ 1人1日あたりの供給カロリー

となり、最新値である2008年の数字を見ると、分子が1012kcal、分母が2473kcalで、自給率は41%です。一方の生産額ベースは、

食料の国内生産額 ÷ 食料の国内消費仕向額(国内で消費される食料の生産額)

で、同じく08年の数字なのに分子10.0兆円、分母15.3兆円で自給率65%と、ずいぶん高くなります。しかし、こちらの数字が表立って報道されることはほとんどありません。もともと食料自給率は、1965年から生産額ベースだけで発表されていたのに、83年にカロリーベースがひょっこり現れて以降、生産額ベースの自給率はすっかり影が薄くなってしまいました。結果、「40%」という数字だけが刷り込まれ、国民のあいだには漠然とした自給率への不安が募り、農水省には巨額の「自給率向上対策費」が割り当てられるようになりました。

そもそも、我が国では「自給率」が幅を利かせていますが、実は自給率を計算しているのは日本と韓国だけで、諸外国ではまったく問題視されていません。よく日本と比較される主要先進国のカロリーベース自給率も、農水省がFAO(国際連合食糧農業機関)の統計から“独自に”はじき出したものです。さらにいえば、日本の数値が高めに出ている生産額ベースでの各国比較は、不自然なほど話題になりません。まるで「日本は先進国中最低の自給率!」といいたいがためのデータのような、作為的なものを感じてしまうんですよね…。

webR25 2010.03.30 より転載

残した料理をドギーバッグに

投稿日 2010年03月29日

あさみです。
3月27日土曜日の読売新聞にドギーバッグの記事が出ていたので転載します。
立川ツアーでもインタビューをやりますが、私は自己責任で持って帰るのはアリというのことでいいと思います。もったいないですから。

 http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20100327-OYT8T00281.htm

 飲食店で料理を食べ残してしまい、もったいないと感じる人は多いだろう。

 食品の廃棄を減らすため、余った料理を入れて持ち帰る容器「ドギーバッグ」の利用が広がりつつある。ただ、食中毒には十分注意しよう。

 ドギーバッグは、折りたたんでバッグなどにしまえるケーキ箱のような形で、洗って繰り返し使えるものが多い。大手スーパーや雑貨店に置いてあり、一つ400~1000円程度だ。

 食べられるのに捨てられる食品は、国内で年間500万~900万トンと推計されている。食中毒が心配で持ち帰りを断る店が多いが、最近は環境保護の観点から、持ち帰りOKの店も増えている。

 横浜などで3ホテルを展開する国際ホテルは、立食パーティーの料理のうち、冷めても傷みにくい香港式焼きそばなど14品目を、希望する客に持ち帰ってもらうサービスに乗り出した。

 レストランの「TGIフライデーズ」は4月7日まで、ドギーバッグを持参して持ち帰ると飲食代を10%値引きするキャンペーンを行っている。

 持ち帰りが可能な店かどうかを見分けるのに便利なのが、「残した料理 お持ち帰り頂けます」と書かれたステッカー。特定非営利活動(NPO)法人のドギーバッグ普及委員会(山本啓一郎理事長)が、客の自己責任での持ち帰りに賛同する飲食店に配布している。現在は約200の飲食店がステッカーをはっている。

 持ち帰った食品で食中毒などを起こさないための注意点を表に掲げた。(経済部 竹内和佳子)

2010年3月27日  読売新聞 yomiuri onlineから転載

« 戻る他のキーワードで探す »